昨日は姫様の命日でした。

寒い日でしたが、去年のあの日の方が冷えていたと思います。

本当に本当に寒く、きれいな空の日でした。

姫様が大好きだったコンビーフをお供えしました。

本当はこんなに塩分の強いものはダメなんですが、どんどん食が細くなっていく姫様に何か食べてもらいたくて、喜ぶものはみんな食べてもらっていたのでした。

この一年、去年の今頃はあんなだったとかこんなだったとか色々思い出して、その度にもっとやりようがあったんじゃないかと思い続けていました。

まあ、思ったところで正解はわからないので、頭の中でぐるぐるして、最後は八宝くんと縞子嬢をぐりぐり撫で回して、君たちを見送る時には、もっとなんとかするからねと口約束をして終わりになるのですが。

ところで最近、くるねこ大和さんのブログで、亡くなった猫さんの気質が粒子になって他の猫さんに吸収される的なお話があり。

やたらお世話係の腹に乗りたがるようになった八宝くんや、八宝くんを下僕扱い始めた縞子嬢などを見るにつけ、その通りだなと思ったりしたのでした。(写真、わかりづらいですが、縞子嬢が、八宝くんの前脚を枕がわりにしているのです)

特に縞子嬢は、目つきや行動が姫様に激似してきて、Googleフォト先生が「姫さんの思い出」として縞子嬢の写真を大量投入してくるのもいたしかたないと思う今日この頃。

八宝くん、縞子嬢といながらも常に姫様もいるような、そんな空気感で迎えた一周忌でした。