去年からずっと、やらなきゃリストに入っていたアレを、やっとやりとげたお世話係。

ふう。

と、達成感あふれるため息をついたその先から、


なんかいいものがあるよ。

ええ、渾身の古着リサイクルマット。

だいぶかんばって、古着を裂いて紐にして編むという、手の込んだことをいたしました。


でも、君のために作ったんじゃないですよ、ここのつクン。


じゃあ、これはわらわのものだわ。

よっこらしょと当然のように座り込む姫様。

いやいや、猫様マットではなく、椅子用のマットなんで。

どいてください。


え?

この世にわらわのものではないものが存在するの?

とたんに不機嫌になる姫様。

どいていただこうとすると、がじがじお世話係の手をかじるほどに古着リサイクルマットをお気に召されたのでした。

いつになるかわかりませんが、猫様用マットもお作りしないといけないようです。

また、やらなきゃリストに仕事が増えてしまいました。