姫が来て一年が経ちました。最初は敵意むきだしだったたろうも、すっかり慣れてしまい、留守がちなあたしなんかより、姫の方が気になるらしいです。

ちょっとやけないでもないけれど、暑いのに、座布団をわけあい寄り添うたろうと姫の微笑ましいこと。

いや、姫に追い出されかかっているたろう、かもしれませんが。