かつて、たろうクンが1キロに満たない体重だったときは、たろうクン、網戸によじ登るのを趣味としておりました。
もちろん、いまやそういうことは全くなくて、ただ、そのころの痕跡で、網戸にやや大きな穴が開いているだけです。

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そして、そんな網戸からお客がやってきます。
もちろん、もれなく歓迎に行く猫どもですが。

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たろうクンと姫様で向いている方向が違うw

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こういうときの正解は大概姫様。
小さな蛾が入り込んだようです。

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目標を見失って嘆いているたろうクン。
あまりに情けない顔で訴えるので、姫様の方にいると教えてあげました。

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猫なら、そういうの見失っちゃいかんだろう、と思いますし、たろうクンは、見るだけで手が出せない、情けない猫でもあります。

しばし大歓迎の末、姫様の荒っぽい歓迎に辟易したお客はいなくなってしまいました。
これも夏の風物詩ですかね。